仮面ライダー1号の想い、受け止めました
仮面ライダーが放送開始されたのは1971年、私がこの世に誕生していない頃から現在まで、昭和から平成にかけて45年の時を経て今もなお大人も子供も夢中になるというのはすごい作品だなと実感します。
映画「仮面ライダー1号」を鑑賞したのは、5歳の息子の熱望により一緒に観に行くことになったからです。
勿論、息子はオンタイムで仮面ライダー1号を視聴したことはありません(私自身もですが)。
でも何故そんなに仮面ライダー1号に惹かれたのでしょうか。
現在放送中の仮面ライダーゴーストに夢中になっています。そのゴーストが1号とともに戦う予告などから、1号への興味が膨らんでいったようです。
仮面ライダー図鑑なるものを買ったり、父親に1号とはどんなライダーなのかを聞いたり、いつの間にか詳しくなっていました。
私も最近の平成ライダーしか知らなかったのですが、おかげで一緒に1号の知識を蓄えることができました。
さて、映画の感想ですが、まず藤岡弘、さんの若さに驚きました。
アクションもネオサイクロン号の乗りこなしも必殺技も、さすが仮面ライダーと思わせてくれました。
藤岡さんがこの作品に企画段階から参加していたというのにも驚きました。
世界各地で活動を続ける中で感じた命の尊さを子供たちに伝えたいという熱い想いと共に脚本を作り上げたそうですが、本編でゴースト(天空寺タケル)に「命とは何か」という宿題を出していたのはそういう想いがあったからだと後から分かりました。
5歳の息子も、命というものは先祖代々受け継がれていく大切なもの、ということが何となく分かったみたいです。
仮面ライダーはいつも君のそばに…のメッセージに目をキラキラさせて喜んでいました。
その心を忘れないでほしいと思える映画でした。